『それでも町は廻っている』が合間に見せる凄み

合間、合間にね、知性というか真理というか。言ってしまえば業というかね。
そういうものを、見るんです。

オカルトの敵は『信じない奴』じゃない、「まがい物」だ。ってね。まさにそう。「嫌い」の敵は「好き」ではなく「無関心」なわけです。

みんな大好き、紺先輩と座成さんの間の会話ね。
「銀河鉄道の夜」の後日談をみているようで面白い。

しかし、あたくしはこの座成さんも嫌いにはなれません。こんな人間臭い人、いないでしょ。

学生時代だけギターをやる、空気に流され親友を裏切ってしまう、裏切った親友に訪ねられてバツの悪い顔をする……。これもまた人間の業でさぁね。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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