『昭和元禄落語心中』7巻 「古典」になる新作とは

待っていました、『昭和元禄落語心中』の7巻。
毎度毎度、落語ファンをうならせる素晴らしい漫画ですね。

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今回は雲田先生による「表現の3つの型」についての示唆がありました。

1.八雲型:完全に演じきる

八雲がこの型だってぇんですがね。
古典から一言一句違わずに行う。先代の桂文楽師匠は寸分違わぬ芸を披露していたという伝説が残っていますが、まさにその型なんでしょうね。
八雲は文楽と圓生のハイブリッドな感じ、出てますよね。

2.助六型:すべてが自分の表現になる

けして名人・上手といわれる人たちの芸ではないのでしょうが、おもしろい。
先代の三平師匠や志ん生師匠、志の輔師匠はこの型なのではないでしょうか。
こんな大胆なカテゴライズ、叱られるかしら。

3.与太郎型:そのまんまを表現する

その噺の世界をそのまま目の前に出す。
立川流に言えば、「江戸の風をただ吹かす」ということでしょうか。
これに近いのは若い頃の談志師匠や、入船亭扇橋師匠だと思うのですが、いかがかしら。

続きが気になってしかたがない

七巻もあっという間でしたね。
これ、あえて少なめに刊行していたりするんでないの?と思うくらい。

また数ヶ月待たねばならないかと思うと、じれってぇすな。

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コメント

  1. アニメ好き名無しさん より:

    アニメの行方も気になる