本編のサイドストーリー
もはや自分の中では伝説になりつつある『たまこまーけっと』という神話。
もう何度観直したか。毎度毎度、豆大の話で泣いてます。
[amazonjs asin=”4907064039″ locale=”JP” title=”たまこまーけっと (KAエスマ文庫) 文庫 by 一之瀬六樹; 堀口悠紀子”]
単なるノベライズにとどまらない点で良い
「ノベライズ」、この言葉に、あたくしははっきり懐疑的です。
アニメの文字起こしちゃうんか、と。
文字起こしなら、想像の余地をなくす分、逆に絶対買わないぜ、と。
ところが、このノベライズは完全オリジナルってぇんじゃないですか。
いやー、いいですよ。語られなかった部分を埋めるってぇの。
そうでなくちゃ。せっかくのアニメオリジナル。想像の余地は残しておいて欲しいです。
そして、それでいて、もっとヒントを欲しいってね。
花屋さんの性別が明らかに
『たまこまーけっと』に無数ある謎のうちの一つ。
「花屋さんの性別」。これがノベライズで明らかになります。
また、あたくしの嫁、牧野かんなちゃんが主人公の話も。
彼女が高校に入ってきたてで、たまこたちと出会った頃の話。
これでピンときた人だけ、買って欲しい。
なぜなら、アニメ観ていることが前提の小説だからです。
本編観ていない人は何のことやら
でしょうね。
本編が好きで好きで仕方がない人にのみ、オススメです。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- スチュアート・ハグマン監督映画『いちご白書』感想 - 2024年10月10日
- トム・シャドヤック監督映画『パッチ・アダムス』感想 ロビン・ウィリアムスのお涙頂戴! - 2024年10月8日
- ガルシア・マルケス著『百年の孤独』感想 10年ぶり2度目。しかし不思議な話だ - 2024年10月6日