『波よ聞いてくれ』は最高のラジオ漫画だ

いやー、たまらん。アニメから入ったんですがまんまと漫画も全巻買いましたよ。
ほんっとうにラジオ聞いてる人の漫画ですね。細部までクオリティが高い。

以前、ハガキ職人がテーマの小説があって、あれも好きだったけど、『波よ聞いてくれ』もかなり良い。


ここまで清々しく昭和のパロディやられると気持ちいい。「返す言葉がないからだ!」ってのもいいな。笑うしかない。

と、同時に妙なフェティシズムが入ってきてね。このミナレという人物がどこまでも生っぽくていいんだよね。これがしゃべると活字でも面白いんだ。

こいつの気持ち、わかるよ。そばに居たら惚れちゃう。

全おじさんの夢、久連木さん。来世では久連木さんになりたい。いや、結構たいへんだけど。小説書いたり脚本家やったり、好きなように生きているように見えて、それでいて若い子にモテる。

たまんねーな。このハイレベルの悪口。下品なウィットっていい言葉だ。
返しの「ならねぇな色々と……聞き捨てが」ってのもいいね。

事程左様に面白い。展開もすべて。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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