オールスターによる一本。
大映創立十八年を記念して作られた忠臣蔵。渡辺邦男、八尋不二、民門敏雄、松村正温と四人で共同執筆した脚本を「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の渡辺邦男が監督、渡辺孝が撮影をそれぞれ担当した。出演は内蔵助の長谷川一夫を筆頭に、鶴田浩二、菅原謙二、山本富士子、京マチ子、市川雷蔵、根上淳、淡島千景、三益愛子、川口浩等々のオールスター・キャスト。色彩は大映カラー。
いわば『講談忠臣蔵』、『忠臣蔵演義』のほうですけどね。講談とかになった人気エピソードを幕の内弁当的に。オールスターだしそれで良いという。
赤垣源蔵の勝新や志村喬なんかも出てて、まさにオールスター。
赤穂浪士入門の一作目としては、こいつでいいんじゃないかしら。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- タランティーノ監督映画『イングロリアス・バスターズ』感想 歴史改変とは - 2024年5月20日
- クエンティン・タランティーノ監督映画『パルプ・フィクション』感想 レザボアより好きだな - 2024年5月18日
- Quentin Tarantino監督映画『Reservoir Dogs』感想 設定は面白い - 2024年5月18日