どうも、マツオです。
今回私が読んだのは『リライブ』 法条遥著 です。
総合評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3/10点
前回『リアクト』から続く4部作の最終巻です。巻き返しならず・・・
最終巻らしく今までの集大成という感じで、それぞれの物語が交差していく中、今回は主人公が妹を救おうとする話。
もう時間の概念とかどうでも良くなってくるくらいに、複雑怪奇になっています。自分の頭が悪いのか、全然ついていけませんでした。しかも読み込んで理解してみようという気が起きるかといえば、そんな気もさらさら起きません。
1部目である『リライト』はなかなか良く出来た作品でした。しかし結局2部作目以降は何だか物足りない感じです。こういう時間ものって結局は発想の面白さがメインで、それが尽きてしまえばあとは出涸らしみたいなものでした。
もしこの一連の作品に手を付けようと思う人がいれば、個人的には『リライト』だけを読んで終わりにすることを強くお勧めします。あとは正直蛇足でした。
しばらく時間ものはいいや、と思える程に4冊連続で時間もの小説を読みました。パラドックスを真面目に突き詰めて考えていくと、時間ものって成り立たなくないか、とよく思ってしまいます。しかし、そこらへんに目をつぶることでしか時間ものは楽しめないのだと思います。
未来人が現代にいるのか?果たしてタイムマシーンは出来るのか?
個人的にはNOだと思いますが、出来た未来を想像した方が面白いので、小説やらアニメやらそんな媒体で楽しむのがいつまでもある一定数存在するのでしょうね。確かに記憶を保ったまま過去に戻れるとしたら?とか考えるのは大好きです。
さて、これから読もうとしているのは『村上海賊の娘』 和田竜著 です。
本屋大賞にも輝いた作品でようやく文庫されたので読んでみようと思っています。こちらも文庫4冊分みたいです。歴史ものは苦手ですが、楽しみです。
4冊読んでからの感想投稿になるので、週1ペースに間に合うかどうか・・・
matsuo
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