『あさひなぐ』感想① 新時代のスポ根やないの #あさひなぐ

マツオさんが「武道系の漫画で一番」って言ってたから……

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二ツ坂高校一年、東島旭(とうじま・あさひ)、15歳。
中学まで美術部だった旭は、「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム!スポーツに縁のなかった人間でも全国にその名を轟かすことができる」といううたい文句に感激し、薙刀部に入部する。
痴漢を蹴りで撃退する強き女、あこがれの先輩、宮路真春(みやじ・まはる)、
同じ一年生で剣道経験者の八十村将子(やそむら・しょうこ)と長身が悩みの紺野さくら(こんの・さくら)…旭と仲間達
“なぎなたガールズ”の強く!楽しく!!美しい!!!物語が始まる--

確かに、面白い。
グッとくる。『柔道部物語』と並ぶかと言われると微妙ではあるけど。

ただ、この旭ちゃんのひたむきさには、感動せざるを得ない。
そしてメキメキ強くなるのよね。三五十五と同じといえば同じか。

成長スピードもいい感じ。急激に伸びたかと思えばやっぱり全国では通用しなかったりとか。薙刀というスポーツ自体、人口の多いものではないとはいえ、だからこそ、しっかり相対的な成長度をゆっくり丁寧に書いてあるのは良い。

このさくらと先輩のキャラもいいよね。みんな大好きになっちゃうよね。
先輩も良い。

またこのコーチが良いんだ。
「自分で取りに行かない人間に、手に入れる資格なんかない」
そう言いきるこいつが、どうして彼氏が欲しくても出来ないのか一番の謎ではありますが。

続きます。
さらに好きなキャラが出てくるんだ。