フィクションなのかノンフィクションなのか、分からないのがいい。
という時間軸に交錯する群像を、関川夏央の気鋭の原作を得て、名手・谷口ジローが渾身の力で描いた話題作。歴史上の人物たちの同時代的邂逅が意表を突く!!
1987年から96年まで連載されたそうな。
漱石や鴎外に迫る物語。本当にそんな会話したのか、証拠は残っているのかきになる部分がたくさん。なまじ文献が残っているだけにね。
人伝には、「ほとんど作り話」らしいですが。でも、あったかも知れない。そこがいい。
小泉八雲を追い出したかたちになった漱石の苦悩。本当にこんな顔、していたかも。
また、英国での虐めというか惨めというか、そういうものに花瓶になっていた漱石の苦悩たるや。本当にこんな顔してたかも。
この顔、好きだなぁ。絵が上手。小林まこと先生みたい。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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