『響けユーフォニアム』の小説とアニメの決定的な違い

前にも関西弁だ、とか言いましたけど、結構終わり方が違いますね。

全国大会の会場での、久美子とお姉ちゃんの邂逅も無い。
しかし、最も大きい点は久美子と秀一の関係、そして滝と麗奈の関係でしょう。

「アタシ、先生のこと好きなんです。北宇治を選んだのだって、先生がいるからです し。だから、その、本当に先生のこと好きなんです」 「そんなことを言ってもらえると、教師冥利に尽きますね。ありがとうございます」
そう言って、滝はにこやかに微笑んだ。その反応に、傍らで二人の会話を見守って いたあすかと久美子は互いに顔を見合わせる。この先生、絶対わかってない。 「しかし告白した当の本人は礼を言われてひどく幸せそうな顔をしていた。まあ、麗奈が満足ならばそれでいいや。

鈍感な滝と、幸せそうな麗奈。アニメでは悔しそうでしたけどね。

「可愛いな、ソレ」
「え、」
あすかの指が、久美子の髪をそっと滑った。彼女が触れたのは、久美子が耳の上辺 りにつけていたひまわりの髪留めだった。白い花びらが特徴的な、小ぶりのひまわり。
「彼氏から?」
「えっ、いやあ、その……はい」
恥ずかしくなって、久美子は慌てて髪留めを手で押さえた。こちらの反応を楽しむ ように、あすかはニヤニヤと笑っている。
「ええやんええやん、青春って感じで」

あすかは恋愛どころじゃなかったろうからな(希望的観測)。なんてね。すでに精神的に老成している彼女には、ちっとやそっとの男性では魅力的には思えまい。

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とりあえずアニメ2期分をまるまる詰め込んだ、小説3冊を読みました。続編なども出ているみたいなので、引き続き読んでまいりたいと思います。

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