ラノベの戦闘シーンはアニメ脳の要素が必須か?『あやかしがたり2』

1巻を読んで、なんのついでか2巻も読了。
ちょっと苦労しました。

妖怪、もののけ、魑魅魍魎……「あやかし」たちが跋扈する、その昔。
江戸にて剣の修行に励む新之助は、剣の腕は抜群だが、心は内気な悩める若侍。
帰郷の道中、新之助は「拝み屋」と名乗る怪しい男・ふくろう、そして不思議な力を持つ娘・ましろと出会い、
一緒に故郷の山手藩に行くことに。しかし、藩には「あやかし」がらみの陰謀が起きていた……。
敵か味方かあやかしか、犬神、化け猫、呪術、剣術が入り乱れ、火花を散らす侍エンターテイメント、いざ!
第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞を受賞した時代活劇ライトノベル。

なにせ、異能力バトルなんですよ。あたくし、これ、ちょっと苦手。
実際アニメで見るのもそうなんですけど、なんだか魔法とか異能力とか不可解すぎてダメなんですよね。
藤沢周平さんとかの戦闘シーンは楽しめるんだけどな。アニメ脳力が足りないのかしら。自動で映像化できない。

位置: 557
秋の山に暗い天幕が下りようとしていた。

こういう時代小説っぽい語り口がちゃんとしてる。

位置: 1,099
彼岸 と 此岸 の間に立ってるあたしの目はごまかせない。

ひがんとしがん、なんて仏教かラノベでしか聞かない言葉ですよね。こういうのをラノベは好むイメージあります。

うーん、苦手だったなぁ。
1巻はわりと楽しく読めたんですが。力不足。無念なり。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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