『わたしの恋人』感想 甘いなぁー

ちきしょー、青春いいなー。

保健室で出遭った女の子のくしゃみに、どきんと衝撃が走った。高校一年の龍樹は、父母の不仲に悩むせつなと付き合い始めるが--。かたくなな心が次第に自由を取り戻すまでを、爽やかなタッチで描く!
他人との関わりを避けているホラー映画好きの少女、森せつなと、愛情あふれる家庭で優しく育った少年、古賀龍樹。正反対の二人の恋の行方は―?初恋のとまどいと感動を描く青春恋愛小説。

おじさんも、こういう甘酸っぱいの、経験したかった。もう、そういうの、出来ないし、理性的に考えるとするべきでないことが明白なので、別にいいけど。

過去にさかのぼってそういう経験を俺にさせてあげられたら本望、みたいな倒錯した願望を持ちます。

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おそろしい映画を冷ややかな目で鑑賞することは、わたしに自信をつけさせた。  恐怖というものは不条理であるほど引き立つ。  殺人鬼に切り刻まれる被害者たちに理由なんてない。  理屈が通ってしまうと、怖さは半減するのだ。  意味がわからず、わけもないのに、何故か襲いかかってくる恐怖。  わたしはそれらを乗り越え、やり過ごした。  不条理。  それがホラーの 要 だ。

ホラー好きな人はそういうよね。だから、あたくしは、そこまでホラーが好きになれないのかしら。不条理なホラーは、あたくしには、いらない。不条理な物語はきらいじゃないけどね。

位置: 1,572
「うちだって、もめるときはもめるぞ。ただ、うちはルールとして『感情が高ぶって大声を出したら、そこで口論はストップして、続きは次の日』って決めてるから、喧嘩っぽくならないけど」

喧嘩の収め方も、大人だな。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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