『珍夜特急3―トルコ・バルカン半島―』 懐かしい

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むかし、あたくしもシリフケに行ったことがあります。

インドのカルカッタからポルトガルのロカ岬まで、ユーラシア大陸を単独バイクで横断する――。19歳の”私”は、大学の学費を費やして行ったタイ旅行でどこからともなくそんな啓示を受ける。
再び独りになった”私”は、広大なトルコを走り続け遂にヨーロッパへの架け橋となる街、イスタンブールに到達する。
そこで出会ったインド以来の日本人旅行者たちと久しぶりの日本語を堪能する中、”私”はひとりの女性に心惹かれるようになっていく――。トルコ~ドイツまでのバルカン半島を中心とした第3巻。

確か、キプロス島からのフェリーだったかな。
ようやくユーラシア大陸に戻ってこれた、と嬉しかった記憶があります。

この本を読んでみてあたくしが好きなだなぁとしみじみ思うところ。それは特に寓話的な、示唆に富んだ話がないってこと。単なる旅行記であるところです。

位置: 758
何のことはない。結局何処にいても、私が求めていたのは人との関わり合いでしかなかったのだ。これはこの旅を思い描いていた時には考えもしなかったことだ。  私はもはやひとりで走ることでは満足できないのだろうか。  私の旅は自身でも思いも寄らない方向にひとり歩きを始めていた。

と語った次の日には「オレはライダーだ」とか言って孤独を求めて開き直っていたりする。
そこがいいんですな。

あたくしも23の時、一人旅に飽きたことがあります。
感動を独り占め出来るというのは、逆に言えば誰ともシェアできないということ。
Facebookなどにシェアを求めるというのは安易で危険なことだと思っているのでそれも出来ず。
結果、一人旅を卒業して、「誰かと行く」ことに主眼を起き、結婚した、ということですね。懐かしい。

位置: 1,379
彼らから得ることのできた情報の中でもっとも有用だったのは、これから私が西欧に入るにあたって、西欧共通の自動車保険に加入しなくてはならないというものだった。もし

たまにこういう、有益な情報が載っているところも、好き。

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都内在住のおじさん。 2児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』
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