基本的にはREITを売りたいための本
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中には色々書いてありますが、要するにREITを買ってくれ、という本です。
不動産投資の一つの形態で、不動産の投資信託がREITっつーわけですな。
マンション投資は「経営」であるのに対し、REITは「運用」。
手間がかけられない副業としては、不動産に投資するならREITは使いやすいところでしょう。
あらためて、自分は使うか?
そこで、あらためて自分は使うか?と問われるなら、自分が不動産に対してどういう見込みをしているかという点につきますな。
あたくしなんざ、不動産というのはどうも急騰しがちで不信感が拭えないのでやりませんが、根っからの”土地転がし”が好きな人もいますからね。
NISAなんぞもあって、今や平成の投資ブームです。
それに乗っからせようという意志に満ち溢れた本でした。
面白かったのは星野リート。有名な星野リゾートの不動産投資法人のようです。
自社の投資もしつつ、他のホテル・旅館に特化した投資を行っているようで、本を読むだけでも読み応えがありました。
また、同時にETFもガンガン勧めてて、「投資信託と上場株式のいいとこどり!」とか怪しげな文章で勧誘していました。
「いいとこどり!」とか強く進められると疑いたくなりますよね。
本の評価とは関係ないですが、これは久々に紙で読みました。
電子書籍にはない紙の良さってありますよね。なんというか、「めくりが早い!」速読するならやっぱり本です。
さて、ETFとかREITとか、どうしようかしら。少しは保有してみようかしら。
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