歴史好きな女子から教えてもらったのです。
速川唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。何の目標もなくなんとなく過ごしていたある日弟の尊がつくったタイムマシンでうっかり戦国の世へ。そして人類史上初の足軽女子高生が誕生した──!
笑っちゃうくらいテンプレな少女漫画。
『天は赤い河のほとり』もそんな感じの話じゃなかったっけ。
もちろん、決まってお殿様がイケメンでお相手でピンチ。
ただ、これはギャグの要素が強い。
歴史考証がどうかとか、ギャグの前にはどうでもいい。
なかなかギャグがキレている。
「なんちゃって戦国モノだろ、女子のための入門書だろ」とたかをくくることなかれ。
中々いい。
”愛に生きる”乙女思考回路もいい。
「現代でまったく色恋にうとかったやつが、戦国時代にタイムスリップしていきなり愛に生きる」という非現実感も、それはそれとして楽しめるのなら。
カリフォルニアロール的な。それはそれで、が出来るなら。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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