どうしてもシリアスでセンシティブな作風を思い出してしまいますが、こういうのもやっていたんですね。
[amazonjs asin=”B01EWEN1Q4″ locale=”JP” title=”空中庭園の人々 冬目景作品集 (バーズコミックス)”]
亡き姉と同じ歳になったある日、藍のもとに届いた一通の手紙は……!?「羊のうた」のようなシリアスな物語からコメディ&SFそしてセンシティブストーリー――さまざまに紡がれた冬目景待望の作品集!!
とにかく和服の薄幸美少女が出てきて、大きな物語の波に主人公たちは流されて……というような展開を期待してしまいますが、それはあくまで冬目景先生の一面でしかなくって。
こういうギャグ多めなのも楽しいですね。
とはいえ、すべてが全てギャグではなく、シリアスなのもありますが。
『イエスタディをうたって』『羊のうた』など、シリアスな和服薄幸美少女モノが代名詞になっている作者の、それだけでない面が伺える面白い作品でした。
僕は映画鑑賞が好きなメガネ女性、好きです。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 坂口安吾著『不連続殺人事件』感想 何度もいうけど『ナイルに死す』だよね - 2023年9月24日
- 青木冨貴子著『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く―』感想 よく知らんかったが凄いことだね - 2023年9月16日
- 八目迷著『夏へのトンネル、さよならの出口』感想 読みやすくて恥ずかしい良いラノベ - 2023年9月14日