『預言者ピッピ』 壮大すぎる物語だが着地は見えているのか?

一部でカルト的に人気がある、という感じ。

カルト的、というのが誉め言葉だけでないのは周知のとおり。
よくできたのは間違いないけど、あらゆる意味で規格外。

「つまりぼくら、人類の未来をすべて計算しつくしちゃったんだ」究極の頭脳が紡ぎ出す預言は福音か、それとも……?鬼才が描く長編ストーリーが、満を持して登場!ピッピは地震を予知し、災害から人類を救う為に開発されたロボット。親友・タミオとともに成長していくピッピは、衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めたピッピが語る畏るべき預言とは……傑作SFコミック!

まず、東日本大震災の前に自信をネタにこれだけのことが書けている時点ですごい。

なんたって1巻が2007年、2巻が2011年だってんですからね。2巻が出て、震災ですか。すごいね。

そして3巻が……2019年現在、未定なんですな。これが。もはや終わるのか、こいつは?

かなりきわどい描写も。
ここまで風呂敷広げちゃって、どう畳むのか。浦沢直樹ばりにかき回して終わるのか。
どちらにせよ、最後まで読みたい。

AIが自我を持つ、という当時だってありふれた設定だったかもしれません。でも、どうやって終わるのか、このあとどうなるのか、とっても気になる。

果たして、人類は破滅に向かうのか……。熱量が冷める前に3巻が読みたい。

この謎も全然明かされなてないからね。明かされる日が来るのかしら?

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