生きる基礎力とは?『花まる学習会式 1人でできる子の育て方 4歳~9歳で生きる基礎力が決まる!』

我が子にあった結論が書いてあるわけではない、と思いながらも読み続けるのでしょう、育児本。

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「自分の思い通りにならないと、すぐに泣いたり怒ったりする」
「うちの子は、同年齢の子に比べて幼い」
「うちの子どもは、友だちづきあいがヘタ」
「友だちに嫌なことをされても、『やめて』と言えない」

そんな悩みをもつお母さん・お父さんはいませんか。

「わが子にどんな大人に育ってほしいですか?」というアンケートをとると、「他人に優しくできる“思いやりの心”」や「自分の夢や目標に向かって前向きに頑張る“たくましい心”」をもつ人になってほしい、という回答が上位を占めるそうです。

そうです。この2つがあれば、先のような悩みをもたずにすむ子どもに育つのです。

そこで、全国132カ所に317教室を展開する花まる学習会では、思いやりとたくましさ=子どもの生きる力を伸ばすことを重視したカリキュラムを展開。

本書では、花まる学習会が設立初期から重要視しているカリキュラムの1つ、野外体験学習を、10年以上中心になって運営してきた著者が、逆境に負けない、生きる力をもった子どもを育てるために有効な、家庭でできる教育法を紹介します!

子どもには自立した人間になってほしい、という気持ちがある。これで既にアドラーの言う所の「課題の分離」からは離れているのかもしれません。人情ですけどね。

その人情を満たすために、答えのない悩みを和らげるために、育児本を次から次へと読んでしまう。難しいね。対処療法なんでしょうな。

位置: 19
生きる力を育むうえで最良の時期は「4歳から9歳」の幼児期 だと感じています。

そうでしょうね。三つ子の魂というけれど、成長期、ゴールデンエイジは10歳まで、という感覚はあります。うちの長女は5歳。もう入ってますね。

位置: 430
もともと人間は、生きるために生まれてきました。いつかは死にますが、「死ぬこと」を目標にして生きる人はいません。「よりよく生きること」を目標にして生きています。その生に対して貪欲な人間が「生まれながら」弱いはずがありません。力がないはずがないのです。環境や教育によって、弱くなってしまうだけなのです。  「種は芽が出る、芽は伸びる、そういうふうにできている」。花まる学習会では人の成長をこのように考えています。

「そういう風にできている」人ばかりじゃないと、あたくしは思いますが。どうしても生きづらく、死に向かわないように必死な人もいるってね。そういう人にはこの本は届かないし、対象にしていないんだろうな。

位置: 580
「たくましい心」を育むうえで大切なのは、「自分はできる」という「自己肯定感」 です。大切なのは、「いまはできなくてもいい」、「いつかはできる」という想いを抱けることです。

マッチョやなー。マッチョ。
自己肯定感を善とする考え自体には賛成しかねますが、自己肯定感が強い人間が社会的に成功するのは間違いない。ただ、それが幸せとは必ずしも、とは思います。

位置: 681
経験しなければ、自然のことがわからない、相手の気持ちがわからない、相手を思いやることができない大人に育ってしまいます。ですから、4~9歳の幼児期に、「経験の総量」をできるだけ増やしてあげることが、とても大切です。

これは同意。経験を増やしてやる。それが思いやりにつながる。経験しなければ分からない、って愚者だもんね。あたくしも含め、多くの人がそうですが。賢者は歴史に学ぶってね。

位置: 689
4~9歳の時期だからこそ、子どもに自由にやらせてあげてほしいのです。この時期に「思いどおりにならない経験」をたくさん積むことが、子どもにとっても成長のチャンス なのです。

自由、ね。YouTubeみまくってんの、あれ、自由にさせたほうがいいのかしら。

位置: 856
「○○は算数ができないんじゃなくて、かけ算を覚えきれていないだけだよ」
「○○は足が遅いんじゃなくて、走り方を知らないだけだよ」 と。新しい言葉で刻み直してあげることで、子どもはまた前を向くことができるようになります。ぜひやってみてください。

こういう小手先というか技術的な言葉の言い回しは好きじゃないし苦手。だけど子供のためになるなら……勉強してみようかしら。

位置: 877
照れくささもあって謙遜してしまいがちですが、それはしないでください。まわりの人からわが子が誉められたら、笑顔で「ありがとうございます。頑張ってくれて私もうれしいです」と答えましょう。

はい。謙遜してしまうでしょう、全力で。「頑張ってくれて私も嬉しい」はベストアンサーだな。

位置: 905
お父さんは、絶対にわざと負けてはいけません。「世の中には勝てない相手がいる」「思いどおりにならないことがある」という絶対的な真理を知ると、子どもは「もめごとやケンカに負けることもある」と、現実を受け入れられるようになります。

そうかもね。泣いても完膚なきまでに叩きのめすのが正しい父親像なのか?自信はないなー。

位置: 951
子どもが痛みを感じたときに必要なのは、 その気持ちに寄り添う態度や言葉 です。

苦手。

位置: 1,026
いじめられつづけた1年間は苦しいものでした。けれど、振り返ってみると、多くのことを考え、自分なりに頑張りつづけた1年間で、ムダではなかったと思います。この経験から私が得たことは、「得意なこと」1つが、自分を助ける ということ。そして「何も言わずに見守ってくれる母」が「支え」 ということです。

得意なことをつくる、というのは自己肯定感の面でも生存戦略的にも、正しいと思われます。というか簡単で結果に結びつきやすい。

位置: 1,040
まずはじめに親がするべきことは、子どもを問い詰めることでも、学校に怒鳴りこむことでもなく、 子どもに共感し、受容し、理解する ことです。
「いじめられた」と言われたら、「つらい思いしているんだね」と受け止めて「話したいのであれば、ちゃんと話を聞くよ」という雰囲気をつくります。どうしても我慢できないようなつらい状況になっていれば、きっと話してくれます。
それ以上話さないようだったら、しばらくはそっとしておきましょう。
ただし、物やお金を盗られていないか、一方的に殴られたりしていないかはその後も注意しましょう。 窃盗や暴力まで加わってくると子ども同士で解決することは難しいので、親から学校に相談します。相談しただけで終わっては問題が解決しないので、先生と連携し、必ず解決までもっていく粘り強さが求められます。

これは本当にそう思う。経験からも。
そういう時に一緒にいてあげられる人間でありたい。

位置: 1,055
最近の子どもはケンカやもめごとの経験が少ないので、 嫌なことをされたとき、「やめてよ」のひと言が言えないケースが増えています。そして、それがいじめにつながることもあるのです。

最近の子どもは、という言い方がすでに先入観と別離出来ていない気がしますが、「やめてよ」が言えない子どもはいるでしょうね。古今東西問わず居ると、あたくしなんざ思いますけどね。

続きます。

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