『隠し砦の三悪人』はやっぱり面白い

『虎の尾を踏む男達』を観て、久々に黒澤映画に触れたくなり。

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黒澤明が巧みな脚本とシネスコサイズの効果を十二分に発揮したダイナミズムで描く娯楽活劇。隣国・山名家との戦いに敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太。世継ぎの雪姫と共に隠し砦にこもる六郎太は、姫君と軍用金の黄金を守り同盟国への脱出を図る。

喜劇と悲劇がうまい具合に混ざってて、流石のクオリティ。めちゃ面白い。

三船敏郎、千秋実、藤原鎌足。黒澤映画おなじみの三人がまた、いい味だしてるんだ。雪姫の上原美佐もこの上なく綺麗で強気。

『スター・ウォーズ』のレイア姫とC3POたちのコンビはこの作品の影響だって、よく引き合いに出されますね。

店舗もいいし、シリアスと喜劇的要素の出し入れも自在でタイミング抜群。素晴らしい作品でした。やっぱ黒澤映画はすげぇわ。大衆娯楽映画として良く出来てる。映画は娯楽よ、芸術性は二の次よ。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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