いや、けだし名作。
名作「用心棒」の続編ともいえる作品で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として活躍。キャラクターとしてはより人間味が増し、ユーモアと知略を駆使し、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍をその凄腕で助けていく。加山雄三をはじめとした血気にはやる若侍たちをうまく制御し、敵方の用心棒仲代達矢と知恵比べをしつつ、有名なラストの決闘シーンへと物語は導かれていく。
あたくしが知っている黒澤映画では1・2の名作じゃないかしら。
用心棒も良かったけど、これもいい。
三船vs仲代のこのシーンも最高ですね。
このシーンも、何だか分からないけど、いい。
よく知らないくせに「そうだよな」と思わせる。
よく「本当に強いやつは礼儀正しい」とかね。そういう幻想に近いのかもしれませんが。
かっこいいよなぁ、三船。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 似鳥鶏著『叙述トリック短編集』感想 まさにルールなしの知恵比べ - 2024年7月24日
- 恒川光太郎著『夜市』感想 「酔歩する男」現象 - 2024年7月15日
- 石原立也監督アニメ『響け!ユーフォニアム シーズン3』感想 原作を超えた - 2024年7月10日