映画『太陽がいっぱい』感想 アラン・ドロンは汚れ役

結構、嫌な役っちゃ嫌な役ね。

パトリシア・ハイスミスの原作小説を、巨匠ルネ・クレマン監督が映画化したサスペンスドラマ。主演アラン・ドロンはこの1作で一気にスターダムを駆け上がった。貧しいアメリカ人青年トムは、金持ちの道楽息子フィリップの父親に頼まれ、彼を連れ戻すためナポリにやってきた。金にものを言わせ女遊びに明け暮れるフィリップに怒りと嫉妬を覚えたトムは、フィリップを殺して彼に成りすまそうと計画するが……。音楽はニーノ・ロータ。

男前の代名詞、アラン・ドロンの役は、貧乏であてられて、その末に衝動殺人。
結構器の小さい役。ノワールにしても貧相。

でもこれで出世作なんだもんね。

個人的にはアラン・ドロンの男前もさることながら、イタリアの太陽にあてられました。羨ましい。ナポリいいよね。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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