でも、なんで祟られたかが分からないから、それほど怖くもない。
女優クリスの12歳の娘リーガンはある時から何かに憑かれたかのようにふるまうようになる。彼女の異変は顕著になるが、病院の科学的な検査でも原因は判明しない。やがて醜い顔に変貌したリーガンは緑色の汚物を吐き、神を冒涜するような卑猥な言葉を発するようになる。悪魔が彼女に乗り移ったのだ。その後、リーガンの前にふたりの神父メリンとカラスが訪れ、悪魔祓いを始めるが……。世界中にオカルトブームを巻き起こした戦慄のホラー映画。
この手のホラーで、あたくしが怖いのは「因果」みたいなやつで、こういう完全なもらい事故タイプのものってそれ以上に怖かったりしないんですよね。
悪魔の付き方もどことなくキリスト教的で、どこか「異国の悪魔だなぁ」感がある。少女もまぁ、なんだかんだ、まだ少女の面影はあるしね。
いつも「オーメン」と混同しちゃう。これを機に判別できるようになりたい。こっちにもあっちにもダミアン出てくるしね。
今度オーメンも観たい。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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