映画『海街diary』 キャスティングが100点

原作が好きなだけに、懐疑的でした。観るまでは。

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吉田秋生先生の漫画の映画化といえば、『櫻の園』です。
あれに匹敵するくらい好きな作品『海街ダイアリー』。期待は高いじゃないですか。もちろん。

とはいえ、気になるけど観たくないのがファン心理でもあります。
好きな作品がめちゃくちゃになっている時の怒りたるや、愛娘を傷つけられたようなもの。

妻が「どうしても」というので、それで、仕方なく、観ることに。

結果、ほぼ100点の出来でした

杞憂でしたね。
まさに。

キャストの配役がほぼすべて。理想的な配役と言えますな。
夏帆ちゃんの役どころがもっとモジャってていいとは思ったのですが、そこはそれ。
吉田秋生作品の誇張どころで、芸人を使わなかった監督の挟持を褒めたいです。

ここで三女に芸人を当ててきたらガッカリでしたけど、夏帆さん。
いい味出してるじゃないの。

長澤エロい

これは各所で言われていることですし、映画化の最大の魅力であります。
絶筆するほどの妖艶さ。いいですな、長澤まさみ。

昔のキョンキョンに似てる?いい女優になってます。

時代が綾瀬はるかを作った

優香といい、綾瀬はるかといい、グラビアアイドルちゃんたちの活躍が目覚ましいですが、彼女たちに共通しているのは時代に従ったということ。

グラビアアイドルが生き残るには、ある意味で枕をする必要があるのはないでしょうか。
寝る相手はもちろん、プロデューサーでも監督でもない、時代です。
時代と寝ることこそが、「映える」女の子が生き残る手段なのです。

昔は天然系で売っていた綾瀬はるか。
今やハンサムウーマンの具現化女性としてみこしを担がれております。
これこそ時代と寝るということ。いい枕してます。

綾瀬はるかこそ、現代の大卒キャリア志向の女性の鏡であります。

スポットライトが綾瀬に移っている

とはいえ、原作のスポットライトはやはりすずちゃんでした。
四女として自らの人生を歩み始めた彼女こそ、物語の主人公でありました。

対して、映画では、綾瀬はるかに主役が移っていますね。
やはり、観る客層を意識したのでしょうか。
すずちゃんの成長物語は控えめに描かれていました。

これはこれで、ありではあります。下手ではない。
けれど、原作にあった成長譚としての魅力は、あえてでしょうが、失っていましたね。

大竹しのぶ、樹木希林の名女優ぶり

とはいえ、この映画で最も輝いていたのは大竹しのぶさんです。
間違いない。

あの憎まれ役っぷり、そして女っぷり。最高ですね。

綾瀬や長澤、夏帆、そして広瀬すず。

彼女たちは大竹しのぶさんに並ぶことが出来るのか。
女優としての成長を期待します。

しかし、大竹しのぶさんは本当に名女優ですね。
彼女の演技に注目すべし。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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