『フィンランド・サガ(性)』 ただただ、耐える姿が、今のこの国には必要なのかもしれない

耐える姿勢が美しい、というのは大嘘ですけどね。
でもちばてつや賞の準入選作品だというのは頷ける。

明らかにアイデア勝負だよな、と思いながら読み始めたら、意外と面白くて。
3話くらいまでは普通にネタの新鮮さで笑えるんですよ。
「このシチュにサウナってナンセンスだな(笑)」みたいにね。
ところが、6話の深夜のバッティングセンターくらいから、遊びが増しだすのです。

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言葉づかいが福本伸行的になったり、オリジナルの歌を歌い出したり。
なかなかナンセンスとしてのレベルが高い。きっとこの人、笑いのセンスが似ているんだろうなぁ。

ハゲとかデブとか、睡眠不足とか自己都合退社とか、そういう悩みがネタになるんですが、これが一向に解決しないで、それでも結論らしきところに無理やりこじつける。
その終着点の置所が妙に好き。

ちなみに、タイトルの元ネタは幸村誠のヴィンランド・サガなんですかねぇ。

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