職場の人がおすすめしたのでとりあえず読了。あたくしには要らないタイプの本かしら……
[amazon_link asins=’4062915189′ template=’ProductCarousel’ store=’johnnychoitok-22′ marketplace=’JP’ link_id=’9f725dfe-9396-11e8-b374-b38df03ca985′]
堀江貴文さん推薦! 飲食店開業や起業を夢見るサラリーマンは大勢いる。だが、その先には「地獄」が待っている──。飲食・宿泊業の廃業率は20%で全業種トップ、日本で起業して10年後に残っている会社はわずか5%。それより、会社を買って社長になろう。国内企業の約66%が後継者難。株式1円で買える好業績優良中小企業もゴロゴロ。キャリアを生かして社長として活躍、最後は売り抜ける。人生を変える明るい資本家講座!
この手の本はすべて甘言に聞こえて、どれも信用できないのがあたくし。特にその業界の人が書いているのは体のいい宣伝にしか見えない。疑り深いというのはけして美徳ではないとは知っていますが。
位置: 334
起業というのは、あなたが思っているよりも超ハードモードです。成功する起業家は「特別な人」だと思って、エッセンスだけ盗むのが無難です。位置: 338
まったくのゼロから事業を立ち上げ成功させる起業家を、私は「 ゼロイチ起業家」と呼んでいます。そうした起業家は、「息を吸うかのように」とんでもない仕事をしています。ゼロイチ起業家は、「普通」の人間とは違う世界を生きています。
あたくしの知り合いにも何人か起業家がいますが、そのタフネスったら。あたくしには到底無理です。パワフルさが違う。
位置: 1,375
私は、ゼロイチを作っていこうとする企業に投資する「 ベンチャー投資(ベンチャーキャピタル)」と、すでに事業ができあがっている会社に投資する「 バイアウト投資(バイアウトファンド)」の、両方のファンド投資を経験しています。その中で、〝千三つ〟の世界で、 伸 るか 反るかの投資をするベンチャーキャピタルよりも、投資先のキャッシュフローが回っているバイアウト投資のほうが、はるかに手堅い投資だと気づきました。だからこそ私は、ベンチャーキャピタルではなく、バイアウトファンドを立ち上げたのです。
言っていることはわかるんだけどね。とはいえ自分の能力とか熱意を考えると、ダメですね。働きたくないタイプの人間だから。この手の本を読んでもまるでピンと来ない。出来れば畑耕して本読んでいたい。
位置: 1,883
業界最大手は、「 日本M&Aセンター」です。ほかに、「 M&Aキャピタルパートナーズ」、「 ストライク」といった会社があります。この3社はいずれも東証一部上場企業。位置: 1,896
たとえば、前出の「ストライク」が運営する「 SMART」というサイトには、M&A譲渡希望として、以下のような企業の一覧が載っています(情報は執筆時のもの)。
サイトをちらっと見てみましたが、やっぱりそういうのは無理だなーと痛感。凄い世界があるもんだ。バリバリ金を回している。あたくしにゃ向いてないよ。それでも世界は廻ってるけどね。
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 坂口安吾著『不連続殺人事件』感想 何度もいうけど『ナイルに死す』だよね - 2023年9月24日
- 青木冨貴子著『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く―』感想 よく知らんかったが凄いことだね - 2023年9月16日
- 八目迷著『夏へのトンネル、さよならの出口』感想 読みやすくて恥ずかしい良いラノベ - 2023年9月14日