仲代達矢とピーターの掛け合いがいいよね。
巨匠・黒澤明が構想10年・製作費26億円をかけて完成させたライフワーク的作品で、シェイクスピアの悲劇「リア王」をベースに毛利元就の「3本の矢」の故事などを取り入れながら、裏切りと憎しみの中で殺し合う人々の姿を壮大なスケールで活写した戦国時代劇。70歳を迎えた猛将・一文字秀虎は、家督を3人の息子に譲ることを決意する。息子たちの団結を信じきって自らは隠居を望む弱気な父に対し、3男の三郎は異を唱えるが、怒った父に追放されてしまう。しかし三郎の予想通り、兄の太郎と次郎は秀虎に反旗を翻し、血で血を洗う骨肉の争いが始まる。ワダ・エミが衣装を担当しアカデミー衣装デザイン賞を受賞。
リア王、読んだこと無いけど、ちゃんと読んでみようかなと思わせる一作。
日本が舞台だとすっと入ってくる。
それにしても仲代達矢の顔がすごすぎる。
最後は有名なクレヨンしんちゃん映画にオマージュされる展開。
胸があつくなるよね。
しかし、これだけの大作を2時間で消費しちゃうんだから、映画って贅沢なコンテンツだなぁ。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 車谷長吉著『錢金について』感想 車谷氏の金銭観、聞きたい - 2023年12月6日
- ヴァン・ダイン著『僧正殺人事件』感想 コック・ロビンなだけ - 2023年11月30日
- 黒沢清監督映画『cure』感想 役所広司の存在感 - 2023年11月29日