『ETF(上場投資信託)の授業』 情報が古くて残念

分かりやすい良著でしたが、いかんせん古かった……

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2009年の本ですからね。
質は良くても情報は古い。

この手のハウツー本は古典になり得ないっつーことです。

株より漠然とした投資が出来る

あたくしのようなドシロウトにも分かる、ETFのメリットといえばこれ。
漫然としたものへの投資、ですよね。

「なーんか、これ、応援したいなぁ」くらいの気持ちで、ポーンとお金を任せることが出来る。
考え方としては甘ちゃんかもしれませんが、これくらいでいいんです。
お金なんて、さ。銀行に預けるよりは、くらいがちょうどいい。

その辺のことが図を中心に描いてあって安心でした。

品目別に投資先としての難易度も図解してあって、親切でしたね。
まずは主要株指数型からはじめて、徐々にコモディティや外国債券も興味があればやっていって、最終的には新興株指数とか業種別株指数とか。
どこまで深く投資に関わりたいかによって、自分なりのゴールが見つけられる親切設計。

海外ETFの話が分かりやすい

為替リスクの解説も分かりやすかったです。

円高・円安に関する持論があるのなら、為替リスクをどんどん取っていくことがリスク・マネジメントになります。外貨MMF口座の解説についても書かれていまして、なるほどと納得いたしました。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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