『大家さん10年め。』 不労所得への憧れを断ち切ってくれる良著

金借りてまで不動産運営するかね。

[amazonjs asin=”4821143755″ locale=”JP” title=”大家さん10年め。主婦がアパート3棟+家1戸!”]

遊民でありたいあたくしとしては、理想的な生き方ではあります。
不労所得、素晴らしい。

けれど、借金したり、自分で働いた金をつぎ込んでまで、やります?
賃貸経営って結構、大変なんすね。
金持ちの道楽ってのは本当にそうらしいです。

負の面もしっかり教えてくれる

screenshot_2015_03_15T22_17_40+0900screenshot_2015_03_16T06_48_41+0900

こういう本って、一般的に「こうすれば儲かる」みたいな本じゃないですか。
この本は、ある程度自嘲的なところがあって、不幸話とか苦労話を中心に書かれている。

だから、外にいて鼻ほじりながら「不動産経営って大変そうね」とか思っている人にウケる。あたくしも大いなるその内の一人です。気苦労も多そうだし、向いてなさそうなのでやりませんが、興味はある。だから、人の不幸を読み聞きして、「あぁ、やらなくてよかった」とか思っているくらいで満足。

自分の足をそっちに突っ込もうという気はほぼ無いんですね。いい気なもんだ。

The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』