『壇蜜日記』 壇蜜がもっと好きになるエッセイ

もともと、好きなんですよ、彼女。

『アラサーちゃん』の主演をはった時くらいからですかね、「いいなぁ」って漠然と思い始めたの。
プチ鹿島さんが「壇蜜はエロいのではなく古い」というコラムを書いていて至言だなぁと思った記憶があります。まさにそれ。

エロいけど、そのエロさが昭和的でいいですよね。

そんな彼女の日記本。
本当に本人が書いてるのかしら?と思ったけど、読んだら、生活感が丸出しで素敵でした。少なくとも本人も書いてます、大部分。

サンドイッチの一番よく見える側面に具を見栄え良く挟んだだけで、反対側から開いてみると中身が見当たらない作り方を開発した企業は、その発想がいかに民の期待に応えていないか一回でいいので実際に食している姿を見にきてほしい。
at location 42

2013/11/3 晴れ時々小雨   給料をあぶく銭といわれる。
at location 193

時間があれば仕事の本を読み、お金のことを考え、日々の小さな「毎日やること」をコツコツと片付けていくのが好きだ。夜をゆっくり過ごすことにやっきになっているつもりはないが、昼間に片付けておく「つとめた」感を味わうのが好きだ。仕事が絡むことに不自由も感じない。仕事と仕事以外を分けていると割り切れていないときに落ち込むのが好きではないからだ。生きていることは、仕事でもあり怠けでもある。
at location 1588

叙情的でいいじゃないですか。文学かどうかはしらんけど、丁度いい文学性ですよ、あたくしにゃ。
言動や佇まい、その他諸々様子がいいところまで、あたくしは壇蜜さん、大好きです。

壇蜜さんの写真

リンク先より引用

The following two tabs change content below.

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする