『三人噺 志ん生・馬生・志ん朝』はファン向け

そういえば、志ん生がナレーションする設定の大河ドラマが始まったんだとか

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これで落語が復活するか、と言われると分かりませんが。とにかく認知度は高まっているってことでしょう。

『三人噺 志ん生・馬生・志ん朝』の筆者は美濃部美津子さん。志ん生師匠のご長女だとか。なめくじ長屋に住んでいた頃の記憶とかあって微笑ましい。住めと言われたら困りますけどね。

p154
お酒はもう、三人とも好きでした。でも、飲み方には、それぞれの性格の違いが出るもんで。
意外に思われるかもしれませんが、お父さんはそんなにたくさんは飲まないんです よ。ウチで飲んでても、コップに一杯かニ杯。三杯飲むことは珍しかった。その代わ り、朝っから飲んではいましたけどね。

それでこそ志ん生だ、と思いきや

こんな記述も。同じ本に両方書くとはどういう了見?晩年は、という意味かしら?

ご長女が書かれただけあって、落語の話は殆どありませんが、噺家界隈の様相をうかがい知るのには貴重な文献かも。三人が好きならおすすめ。

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