『経済は地理から学べ!』とはまさにそのとおり 2

とりあえず歴史とか学ぶ前に地理から学べ!と思わなくはない。だって歴史は10年単位で変わるけど、地理はそんなにかんたんに変わらないもんね。

位置: 1,562
タンザニア自身が外国資本の投資を最優先政策課題として取り上げており、投資に対して非常に協力的 であるといわれています。新しい投資先として、タンザニアなどはいかがでしょうか?

儲け話に弱いのは人の本性です。すぐに「タンザニア 投資」で調べちゃいました。
結局色々考えて買いませんでしたがね。

位置: 1,690
メソポタミア文明は、一次的中心地でした。ここから二次的中心地が作られます。エジプト文明やインダス文明です。メソポタミア文明からの物理距離が小さいこと、外来河川の存在(エジプト文明はナイル川、インダス文明はインダス川)などが背景にあります。

意外とこの「一時的中心地」って考え方って教わらないのよね。教科書にもなかった気がします。

位置: 1,708
こうして飢饉とともに食料供給量は減少し、可容人口は少なくなりました。 当時のアイルランドの人口は800万人を超えるほどでした(現在は約460万人)。このとき約150万人のアイルランド人が飢えで命を落とし、さらに100万人以上がアメリカ合衆国へ渡ったといいます。 食料供給量の減少により、他地域への人口移動が発生することを「人口圧」 といいます。アメリカ合衆国へ渡った人たちの子孫に、ジョン・F・ケネディ、ロナルド・レーガン、ビル・クリントン、バラク・オバマといった4人の大統領の先祖がいたことは有名な話です。

大変な話ですね。あたくしは日本に生まれ日本で死ぬことになるんでしょうけど、人口圧なんて感じたことないもんね。

位置: 1,748
水田は常に水を張った状態であるため、ほとんど連作障害(さまざまな要因で農作物が生育不良となっていくこと。具体的には「過剰な灌漑によって、土壌中の塩分が集積して起こる塩害」「病原体が土壌中で増加することで起こる土壌病害」など)が起こりません。そのため米は単位面積当たりの生産量が極めて高い穀物です。 またアジアの国々は、基本的に国土面積が大きい国が多く、1カ国当たりの人口が多くなりやすい「土台」があります。 ヨーロッパは、連作障害が起こりやすい畑作を中心としているため、人口支持力は高くありません。 連作障害は、主に土壌養分の不足から起こります。水田は安定した土壌環境を維持することができますが、畑作にはそれが難しいのです。

稲作のメリットがそんなところに。水が大量に必要となる反面、ってことなんですけどね。
面白いよね。メソポタミア文明が発達した一員に「適度に川が氾濫する」ってのがあって、今ならその理由がわかる。

位置: 2,146
現在のイギリスは立憲君主の政治体制を採っていますが、イギリス史上唯一共和制だった時代があります。ピューリタン革命によってオリバー・クロムウェルが護国卿に就任した時代です。このときよりイギリスの支配階層となったのが、 ジェントルマン と呼ばれる人たちでした。 ジェントルマンはプライド高き支配層であり、服装やマナー、飲食など、生き方全般において、「俺たちはジェントルマンだから!」と独自の生き方を決めていきます。 中でも 飲食に関しては、「ジェントルマンは、暴飲暴食はせずに質素な食事を好む」 と決めていました。

そういうプライドがあるんですね。粗食を拠り所とする、なんてね。
こういうのって決めちゃうと楽なんですよね。

あたくしも「昼にパンとチーズしか食べない」って決めてから随分と楽になりました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする