外見は自分だけのものじゃないんですね、百閒先生
ずるずると内田百閒の随筆なんぞを読んでいます。 p35 私が気がついて、その気配をうかがって見ると、彼等 は硬直した一団となって...
Podcaster、ハガキ職人、落語ファン、アニメファンである写楽斎ジョニーの、生き恥の記録です。
ずるずると内田百閒の随筆なんぞを読んでいます。 p35 私が気がついて、その気配をうかがって見ると、彼等 は硬直した一団となって...
食べ物の話は終わりがないね。 落語にはじつに多くの食物が登場するが、この食物がポイントになる噺は多い。本書で扱う食物の数はおよそ5...
川原先生のギャグ炸裂。 そもそも甲子園というのが汗と涙のものであるところからして、川原先生の思うつぼですよ。 『遥かなる...
一部でカルト的に人気がある、という感じ。 カルト的、というのが誉め言葉だけでないのは周知のとおり。 よくできたのは間違いない...
感動しちゃうもの。死とかさ、劇的すぎてさ。 うかつに読めないじゃん。感動しちゃうからさ。 そりゃ泣きますよ、ええ。だってそう...
月子ちゃんのサゲが観たい、という気持ちもあります。 芸術的なサゲ。最高ですね。 ある種、男同士のロマン→彼女の現実という大喜...
一時、ネットで話題になったじゃないですか。 この漫画の中に「ハラミ会」なる単語が出てきます。 「ハラスメントを未然に防ぐ会」...
地下鉄サリン事件がおきたのは多感な小6のころだったと思います。 ずいぶんのめりこむように関連本を読んだ気がしますね。 そんな...
河野太郎さんとか、やっぱこういう場所で話聞くと好きになっちゃうだろうな。 河野 たとえば今度からニュース番組を気をつけて観て欲しい...
平野啓一郎さんって文化人まっしぐらなんですかね。
どんな本を読んでいたかでその期の充実ぶりが伺えます。
村上春樹の中では最も理解できます。
思わず読んでしまいました、ってもう数10人は言っているだろうな。今更ながら読了。 積んであったのにようやく手が伸びたというのが...
この長い手紙。一時にこんなにかけるもの? p189 別れ際に緑は僕のコートのポケットに四つに 折ったレポート用紙をつっこんだ。そして家に...
ミドリの性的好奇心にたじたじになる人生を送りたかった。 p54 「あなたってそういうことでも礼儀正しいのね」と緑は言った。「私、あなたの...
みごとなキャラチェンジです。 p155 彼女の乗った列車が見えなくなってしまうと、僕と小柄な女の子はどちらから誘うともなくホテル...
自然体でかっこいい、そういう男に憧れる衝動を感じます。 p97 「ねえ、どうして今日授業で出席取ったとき返事しなかったの? ワタナベって...
若かりし頃に読んだ時よりは嫉妬抜きで読めたな。 「ねえ、もしよかったら――もしあなたにとって迷惑じゃなかったらということなんだけどー 私た...
最近、ちょくちょくガリレオ読んでいます。エンタメに特化したミステリ。さすが東野圭吾氏ですね。 p32 「そういう発言は良くない」...
村上春樹との相性が悪いんでね。 すぐ「どういう意味か」と意味を探してしまう。ダメなんです。相性が悪い。そんな春樹作品ですが、ノ...
この人の旧仮名遣いのような漢字が、漱石とか好きな自分には矢鱈と好ましく思えたりします。面魂(つらだましい)、奇貨、些か(いささか)、口吻、購...
作者の西村賢太氏が落語好きだそうです。どおりでリズミカル。 読者を選ぶとは思いますが、あたくしは好きだな。品はないけど矜持があ...
湿度が鼻先で感じられるような文章を書く。それが筆の力なんでしょうね。 位置: 3,298 密林の樹冠は月光を浴びて金属のような煌めきを放...
どんどん難解になっていくんだ。 位置: 336 「なーるほど。だから『沈黙』読書会なんですね」 店主は我が意を得たり、というように 頷...
好きな森見先生の新刊。 謎の奇書をめぐる冒険譚という態の脳みそグニャグニャファンタジー。ちょっと読む人を選ぶかしら。 入れ子...
村山由佳さんのです。 読書家の知人に勧められて手を付けたら、あれよあれよと読了。読みやすいのが何よりですね。 青くて青く...
本そのものの面白さより、引用されたときに「あぁ、あれね」ってなれる気持ちよさが多め。 なんだか『ド譲』みたいになってきましたけど。 ...
けだしアイデアはすごい。けど、翻訳のせいか、中身はいまいち入ってこないんだよなー。 位置: 1,320 フェーバーはクンクンと書物のにお...
読んでいるとドヤ顔できる本かしら。薄いけどね。 『1984』なんかと並んでディストピアものの古典。この手の本は読んでいると飲み...
東野圭吾氏の魅力は、徹底したエンタメに徹しているところだと思います。 あまり感情に重きをおかず、淡々と物語を進める。その様子が...