
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』感想 これ、面白いか?
どうも感性が合わない。 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む...
Podcaster、ハガキ職人、落語ファン、アニメファンである写楽斎ジョニーの、生き恥の記録です。
どうも感性が合わない。 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む...
読ませるし、読んじゃうんですよね。ファンが多いのもうなずける。 周防の村医から一転して官軍総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげた、日...
やっぱり乙一の面白さはピンと来ない。 彼女の名前は、上から読んでも下から読んでも、山田真野(ヤマダマヤ)。吉祥寺の喫茶店に勤める細身で美人...
他界されたということで、追悼でもないですが、読んでます。リズミカルだよね、ほんと。 ここ数年、惑いに流されている北町貫多。あるミュージシャ...
NHKの取材力よ。 役所や学校、地域も見逃していた 虐待の衝撃的事実! 18歳まで自宅監禁されていた少女、車内に放置されミイラ化して...
身につまされる本。 著者を育んだ故郷・小倉の記憶、そして父母のこと、兵役や仕事のことなど……。 いかにして「作家・松本清張」は生れたのか...
忠臣蔵はすでにメジャーな話ではない。 「大石は遊廓を総揚げしていない」「討ち入りのとき、赤穂浪士たちは太鼓を持っていなかった」「吉良は浅野...
対談って恐ろしく読みやすいよね。 ちきりん、ウメハラ流「いい人生」の探し方。 月間200万ページビューの社会派ブロガーちきりん氏と、...
どうした、マツオ。 夏クールの課題本 三体 熱源 秋クールの課題本 ふたたび熱源 ...
この本自体もかなり熱源を感じましたね。寒い場所が舞台ですが。 樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集...
ようやく読めました。評判がやたら良いもので。 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウ...
小泉武夫さん、読みやすい。 人類の誕生時から現代まで、人間は何を食べてきたのか? 火や道具による調理法の発達、微生物の利用に見る食の知恵、...
この時代に生まれていたら、あたくしはどうなっていたのか。果たして生き残れていたろうか。 子供の頃から勉強嫌い。就職してもすぐにクビ。戦争で...
意外と読める。 個人主義や無政府主義を実践するための社会運動に従事した大正期の思想家、大杉栄の評論。初出は「近代思想」[1913(大正2)...
突然やってくるルソーブーム。 私たちが暮らすこの社会は、そもそもどんなふうに生まれたのか。社会の形成・維持に不可欠なルールが、現にこうして...
政治家で作家で、って方なんですね。マルチな才能ってやつか。 世に名将・名参謀と呼ばれる人物は数多いが、名補佐役はきわめて少ない――。激動の...
戦争が起きた今、また逆張りで左翼化する自分。 高揚する学生運動、泥沼化する内ゲバ、あさま山荘事件の衝撃。 左翼の掲げた理想はなぜ「過激化...
いよいよ『三体』登場。 水没ピアノ 佐藤友哉 砂の女 安部公房 教室がひとりになるまで 浅倉秋成 ...
異能力バトルのミステリ。肌には合わぬ。 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。「全員...
そもそも、あたくし映画そんなに好きじゃない。 「マトリックス」「シックス・センス」「ファイト・クラブ」「トゥルーマン・ショー」「007/ワ...
いるよね、野田さんみたいな方。好き。 あぁ素晴らしき、地味女子ライフ!みんな野田(のだ)さんに夢中です!!(あなたもきっと好きになる……。...
ちゃんとしたした「あるある本」みたい。 ■「60の心のクセ」に3つの研究分野からアプローチして解説 あなたは正しく情報を選択できてい...
あぁ、こういうの、流行ったなぁという印象。 ビジュアル系とかと同時並行で、えらく暗い物事の捉え方が好きなやつがいるなぁと不思議に思った記憶...
偏執的で、虚無。 そして、どことなくエロい。 欠けて困るものなど、何一つありはしない。 砂穴の底に埋もれていく一軒家に故なく閉じ込...
面白かったけど、叙述トリックのレベルとしては少し残念。 工場で働く単調な日々に鬱々とするヒキコモリ気味の青年。少女を見えない悪意から護り続...
もう少し根性と楽観性があれば、こういう生き方ができたかもしれない。 深町丈太郎。私立探偵、身長177センチ、体重75キロ、面長、筋肉質。醜...
普通の話が読みたくて。 大人気ブログ【劔樹人の「男のうさちゃんピース」】『男の家事場』シリーズ、待望の書籍化! 40P以上を描き下ろし!!...
著者の実体験に基づく、的な話ですが、ちょっと思うところありますね。 さやちゃんが幼いころ、母が新興宗教へ入信。信者たちが目指すのは、神の教...
2022年4月22日追記 石黒正数先生が大変な影響を受けたそうな。 新聞部に所属する高校生・星野スミレが取材する日常と非日常...
何度読んでも目頭が熱くなります。こうの史代先生、素晴らしい。 昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き市...